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ドアが開き、誰かが入ってくる。
「なぁ、俺って昨日鍵閉めたよな?」加蓮は、ポカンとしていた。するとリビングの扉が開き、「何で何度も電話したのに出てくれないの!?、あー、女の子ね。私じゃ満足出来ないと?」唯だ。「ちょっと待って!これには訳があるんだよ!」







俺は詳しく事情を説明した。






信じられないといった顔をしながらも唯は納得してくれた。「だとしても、女の子と同居なんて許しません‼」頬を膨らませながらいった。「んじゃどうしろと?」「私も一緒に住む!んでもって、既成事実つくる!」おい、最後とんでもないこと言ったよ?この人。特に拒む理由なんてないけどね。「いいけど荷物は?」「持ってきたよ!」ほんとだ。玄関にスーツケースと大きめのバッグが2つある。「計算済みかよ…」「んで、加蓮ちゃん…だっけ?楓くんに何かされなかった?」なんて事聞くんだよ…「実は昨日、私の体に楓さんの白くて濃い液体をあんなにたくさん…」「おい、待てよ、俺はそんな事してないれしゅよ!」噛んだ。一番ダメなパターンだよ。「楓くーん、ひどい‼私にはしてくれなかったのに!」「怒るとこそこ!?」
マジで勘弁だわ…


「あ、つーかさ、俺今から加蓮の服とか色々買いに行くんだけど、よかったら一緒に来てくんない?俺一人だとさ何て言うか、その、加蓮も困るだろうし、」「はぁ、もう少しは私の事見てくれてもいいのに…」「ん?なんか言った?」「なんでもない!」「ん?どうした?加蓮。」「楓さん。それは恋人に対してどうかと。」「ねぇ!さっきから二人とも俺に対してひどくない!?」

唯&加蓮

「ひどくありません‼」
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