朝顔 -生まれ変わっても君を-
そんなことを考えて、私の口から少しだけ笑い声を漏らす。


「さーて、一人の時間を、何に使おうかな〜」


私は、そんなことを言いながら、ゴロリと床に寝そべった。

すると、なんだか急に睡魔がやってきて、私はそれに逆らうことをせずに、すぐに重くなった瞼を閉じたのだった。


*


*


「ん、んー……」


少し肌寒いと感じた私は、眠りから目を覚ます。

座って、伸びをすると、体のいたる所が痛い。


あー、布団も敷かずに、あのまんま寝ちゃってたんだ。


今何時だろうと、自分のケータイを見てみると、夜中の2:16。


「うわ、まじか……」


こんな変な時間に起きたくなかった……。


まぁ、でも、起きたものは仕方がない。

それに、沢山寝たからか、全く眠くない。


「そうだ。外に出てみよう」


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