[完] タイムカプセル〜16年前の私〜
彼はびっくりした顔でみていた
「明璃…?」
「お願いだから……。お願いだから…気お付け、てね。」
私は気が付くと泣いていた。
私、陽翔が好き…なんだ…。
その瞬間、懐かしい腕に包まれた
私は彼に抱きしめられていた
「大丈夫。俺はいなくならないよ」
彼がそう言うと強く抱きしめてきた
強く強く抱きしめ返した。
私にそう言うと彼は微笑み走っていった
私もお母さんのところに行こうとした瞬間、足元が光っているのが分かった
なんだろう。
私はそれを拾い見てみると、それは彼が持っていた鍵だった
私が持ってなくちゃ。
私は鍵をポケットにしまい
お母さんのところへ行った