蒼き華に龍の口付けを
話をまとめるとこうなる。

異国から来た王族? 貴族? とりあえずお偉い様が近々来るらしい。四季神はその人と旧知の仲でラウリの行商について前々から興味を持っていたとか。
だから、その人の為に自分の部下として、行って欲しい。全力でお願いされた。

「それだったら良いじゃないかな? ラウリは?」部下なのが少し疑問を感じるけど、頼まれるのは嫌いでは無い。

「頼むっ! この通り!」四季神は頭を垂れる。流石のラウリでも断るのは難しいかもしれない。


ラウリは飲んでいたお茶を飲み干し、口を開く。
< 72 / 111 >

この作品をシェア

pagetop