おためしシンデレラ
下手をするとお風呂まで一緒に入って世話を焼こうとする。
「甘やかし過ぎです!」
夕食を終え、ソファーに並んで座ってニュースを観ている三村に莉子が抗議する。
目の前の男は素知らぬ顔だ。
「病気と違うんですから少しは放任してください」
「そんな痩せて体力も落ちてるやろ。やり過ぎなことあるか」
何故だか三村はぷくっとした莉子の以前の体型がお気に入りらしく、早くあの状態に戻って欲しいらしい。
「・・・・・なんでそんなコロコロした方が好きなんですか?」
「幸せな気分になるから」
「はい?」
「どこもかしこも柔らかくて、抱くと甘くて幸せな気分になれる」
莉子が言葉を失くす。
「お前をあの日抱いたとき、お前には悪いけどオレは嬉しくて幸せやったんや。極上の抱き心地で思わず避妊も忘れて夢中になった」
ん・・・・・・・・・・?
「2回目はちゃんとしたけどな」
んん・・・・・・・・・・っ?
「しょっ・・・・・処女相手に2回も盛ったんですかーっ!?」