君のために恋をする
「桜ー!開けろー!」
そこには私の部屋の窓を叩く萊がいた。
「ちょっとライ!辞めてよね!朝から自宅迷惑!」
そう言いながらも窓を開ける。
ライはいつものように部屋に入ってくる。
高城 萊、幼馴染みであり隣同士の家である。
優しいしまぁ顔も多分いい方だけど絶対に好きにはならない。
だってライはただのオンナ好きだし!
昔から「好きだよ」とかよく言ってたし、その時はまだ小さかったけどそれは今でも続いている。
まったく早く大人になって欲しいなぁ。