不器用な恋に、口付けを。




車が数多く通過する道路の向こう側。


丁度あたしがいる歩道の反対側にいたのは紛れも無くあのダークブラウンの男。







…ズキン、と。




その”光景”を見て大きく胸が痛む。



ただでさえ寒いこの空気がさらに冷たいものに感じてしまう。



何で…?

やっぱりからかってたの?



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