不器用な恋に、口付けを。







こうやって仕事帰りに疲れた気持ちを癒してくれる相手は当然のことながら待っていない。




キラキラした光の中でしゅわしゅわと泡立つシャンパンで乾杯。



向かい側に座るのは綺麗な笑顔のパートナー。



ピカピカ輝くクリスマスツリーを横目にそれはそれは素敵なプレゼントを貰うの。




街中が一層盛り上がるあの夜に、ロマンチックな時を過ごしたいと思ってしまうのはアホらしいことなんだろうか。



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