運命のヒト
突然の告白
エリはその次の週も、そのまた次の週も学校には来なかった。
「今日学校終わったらさ、みんなでエリのお見合いに行かない?〇〇病院に入院してるんだって。」
エリが入院してることはグループのみんながもう知っていた。
あれからエリとはたまにLINEのやりとりはしたけど、詳しいことはあまり聞けずにいた。
俺らは学校が終わると、学校の近くのバス停から病院に向かった。
「あ!みんな久しぶり!わざわざ来てくれてありがとう。」
エリは病室で横になっていた。
いつもと変わらずみんなと楽しそうに話すエリを見て、俺は少し安心した。
「んじゃ、俺らそろそろ帰るわ。早く元気になって学校来いよー。」
「あ‥サトル?もうちょっといい?」
帰ろうとする俺の服の袖をつかむエリ。
「ん?どうした?」
「サトルとちょっと話したいことがあるの。」
「‥えっと、じゃあ俺ら先帰ってるなーまた明日!」
何かに気をつかったのか、他のみんなは病室から出て行った。
「エリ、話ってなんだ?」
「あの‥実は‥休んでた分の講義のノート見せて欲しいんだけど。」
「え?なんだよーそんなことかよー!みんないてもよかったじゃん!つーか、あの講義とかは、あいつの方が得意だったり‥‥」
「サトルのノートじゃないとダメなの!!わたし‥サトルのことが好きだから。」
え‥‥?
今なんて言った?
俺は突然の出来事で暫く黙り込んでしまった。
「今日学校終わったらさ、みんなでエリのお見合いに行かない?〇〇病院に入院してるんだって。」
エリが入院してることはグループのみんながもう知っていた。
あれからエリとはたまにLINEのやりとりはしたけど、詳しいことはあまり聞けずにいた。
俺らは学校が終わると、学校の近くのバス停から病院に向かった。
「あ!みんな久しぶり!わざわざ来てくれてありがとう。」
エリは病室で横になっていた。
いつもと変わらずみんなと楽しそうに話すエリを見て、俺は少し安心した。
「んじゃ、俺らそろそろ帰るわ。早く元気になって学校来いよー。」
「あ‥サトル?もうちょっといい?」
帰ろうとする俺の服の袖をつかむエリ。
「ん?どうした?」
「サトルとちょっと話したいことがあるの。」
「‥えっと、じゃあ俺ら先帰ってるなーまた明日!」
何かに気をつかったのか、他のみんなは病室から出て行った。
「エリ、話ってなんだ?」
「あの‥実は‥休んでた分の講義のノート見せて欲しいんだけど。」
「え?なんだよーそんなことかよー!みんないてもよかったじゃん!つーか、あの講義とかは、あいつの方が得意だったり‥‥」
「サトルのノートじゃないとダメなの!!わたし‥サトルのことが好きだから。」
え‥‥?
今なんて言った?
俺は突然の出来事で暫く黙り込んでしまった。