闇の中に咲くランの花 Ⅰ



涼「麻琴?お前、蝗龍の姫になったのか?」


麻琴「…………うん、そうだよ?」


涼さんってお父さんより面倒臭いんだよな…こう言うことに関しては……


涼「おい、蝗龍。麻琴に手ぇ出したら…ぶっ殺すぞ?(殺気」


ビクッ
蝗龍「「「は、はい!(怖ぇ!!)」」」


ありゃりゃ、完璧脅してんじゃんか


麻琴「ねぇ、涼さん?過保護なの……めっちゃウザーイよ?」


涼「す、すいません!…まぁとにかく、麻琴も気をつけろよ?」


麻琴「……なにに?」


涼「(鈍感が…)蝗龍、ぜってぇに麻琴を守りきれよ?」


蝗龍「「「はい!」」」


涼「よしっ!じゃあな!麻琴!たまには理事長室来いよ?」


麻琴「暇があればね!」


ガラガラ

バタン



………今更だけど、なんであそこにいたんだろう?


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