闇の中に咲くランの花 Ⅰ



気のせい?


奏「麻琴ぉ!早く行こうよ!」


麻琴「あっ、はーーい!」


気のせいだね!

そして私たちはバイクの近くにやってきた。


奏「はい!ヘルメット!」


パシッ

そう言って奏は私に向かってヘルメットを投げてきた。

はいっ!私ってばナイスキャッチ!

さてと、乗りますか


奏「僕が乗せてあげるよ?」

ヒョイ

奏「えっー!?麻琴バイク乗れるの!?」


麻琴「あぁーー……陸兄のに乗ったことがあるの!」


とっさに言っちゃったけど半分は嘘じゃないもんね!

それに自分専用のバイクがあるからね!


奏「そうなんだ…」


あれ?信じてない?


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