闇の中に咲くランの花 Ⅰ


シュッ←綾斗の蹴り


シュッ←結斗のパンチ


よしっ!私に気づいてない!

パシッ パシッ


そして私は、それぞれと蹴りとパンチを受け止めた


結斗「えっ?」


綾斗「麻琴?」


奏・仁「「麻琴!?何やってんの!」」


潤「はぁ!?なんでお前らが麻琴の名前知ってんねん!」


麻琴「私、結斗に卑怯な真似すんな的なこと言ったけど…やっぱり兄弟同士で傷つけ合うのは見たくない…ゴメンね?」


結斗「麻琴…。…そっか、わかった…」


綾斗「結斗?兄弟?…もしかして兄貴!?でもなんで!」


結斗「悪ぃな…お前らの大事な姫を誘拐なんかして」


綾斗「そうじゃなくて…!アメリカ行ってたんじゃねぇのかよ!」


あ、突っ込むとこそっちなのね?


結斗「あぁ、2年前に帰ってきた」


ほぇ〜結斗ってアメリカ行ってたんだ。なんだろう?留学とかかな?


綾斗「聞いてねぇよ!…それに麻琴!」


麻琴「ん?なに?」


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