闇の中に咲くランの花 Ⅰ


ガラガラ

桃真「麻琴と坂上!遅刻だぞ!早く来いって言ったよな?あ゙ぁ?」


そして走って教室まで行くとすでに桃ちゃんは怒っており、鬼の形相でこちらを見ていた

そんなに怒らないでよ…。今日早くこいって言われてたこと自体知らないんだから!


麻琴「桃ちゃん…ごめんね?私が寝坊したからなの……だから許して?(涙目」


あんまり怒ってると血糖値上がるし、クラスのみんなビビっちゃうから怒りを収めようといつもの技を繰り出した。


桃真「っ///いいぞ…早く席に付け///」


やったね!これで平和は守られた!

それより……


麻琴「綾斗?いつまで手繋いでるの?」


綾斗「わわっ//すまん…///」


顔赤い……赤面症?←(違うから!)


奏「あーぁ、やっぱり僕が迎えに行けばよかった。綾斗ばっかりズルイよ(ボソッ」


楓「俺も迎えに行きたかったな」


自分の席に向かうと、二人が何故か迎えに行けばよかったと言った。

………なんでだろう?少しでも桃ちゃんの授業さぼれたからかな?


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