闇の中に咲くランの花 Ⅰ
真実について語りましょ? 麻琴side
そして私は、着替えて屋上に居る。みんなに話さないとね。ビックリするかな?……怒られちゃうかな?
ガチャ
潤「麻琴?」
そんなことを考えてみんなが来るのを待っていると今にも消えてしまいそうな声をした潤が入ってきた
麻琴「…どうしたの潤?そんなに暗い顔して……何かあった?」
潤の近くに駆け寄ると、泣きそうな顔をして話し始めた
潤「ワイ、隠し事してたさかい…仲間やない言われたらホンマにアカンかも…」
麻琴「大丈夫だから!」
みんな、そんなことを言うような奴じゃないでしょ?
潤「なぁ…ワイの過去聞いてくれるか?」
麻琴「いいよ?……でも無理しないでね?」
潤「ありがとな!」