闇の中に咲くランの花 Ⅰ



麻琴「私は潤の側からいなくならないよ?ずっと一緒にいるから…」


潤「まごどぉおお!!!」


麻琴「よしよし……」




あれから結構時間が経ったな。


潤「スゥースゥー……」


泣きつかれちゃったのかな?なんか子供みたい…


麻琴「クスッ 可愛いっ…」


私は潤の顔にかかった髪の毛をよけてあげた。

それより………綾斗たちはいってこないつもりかな?


麻琴「綾斗たち?入ってこないの?」


ガチャ

綾斗「なんでわかったんだ?」


麻琴「あれで気配消してたつもり?」


奏「流石だね…潤の過去まで聞いちゃうなんてさ……」


麻琴「なんで?」


楓「潤は今まで誰にも過去を話さなかったんだよ?」


そうなんだ…信じてもらえたってことかな?……よかった……

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