闇の中に咲くランの花 Ⅰ


奏「それにしても…潤ズルイ!」


なんで?いま潤に膝枕してる体勢だけど…


麻琴「……私でいいなら……また今度してあげるよ?」


そんなことでいいならいつでもね?


奏「ワーイ!」


麻琴「あぁっ奏!しっー!!」


奏「わゎ!」


急いで口を手でおおってる…可愛いな。


綾斗「なぁ、麻琴?」


あのことだよね……。大丈夫、ちゃんと話すつもりだったから。


麻琴「わかってるよ?…みんなわかったと思うけどあの謎のフード男は私なんだ…」


蝗龍「「「えっー!?そうだったの(か)(ですか)!?」」」


するとみんな目を見開き、驚きの声を上げた。

えっ?もしかしてその反応は……


麻琴「……気づいてなかった?」



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