闇の中に咲くランの花 Ⅰ
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潤は私の部屋のベッドに寝かせてほかのみんなはリビングに居る…
潤に布団を掛けてから私は潤の頭をサラッと撫で
麻琴「ごめんね……」
そう呟いた。
………ずっとそばに居るって言ったけど、無理になることがあるかもしれないから。そんな、気がしたから…。
そして私もみんなのいるリビングに向かった
麻琴「えっと……なにから話せばいいかな」
愁「では、なぜ麻琴さんはあれほどにもケンカが強いのですか?」
麻琴「うーん……何でだろね?それは分からない。記憶を無くす前に何か習ってたのかも」
奏「じゃあ、なんでワザワザ変装までしてケンカに出たの?」
麻琴「えー?…だって普通の格好で出たらみんな相手してくれないだろうし」
綾斗「なんで言わなかったんだ?」
麻琴「そ、それは…言ったら出てダメってゆーじゃんか!」プゥ
そう言って私は頬を膨らませた。
綾斗「っ///そりゃそうだろ!麻琴に怪我されたら困るだろ?」
楓「俺らの大切な姫なんだから無茶しないでよ……」
麻琴「あ、ごめんなさい……これからはちゃんと言うよ…」シュン
そうだよね…。お姫様なんだからもうちょっと考えて行動しないとダメだよな…。心配かけちゃダメだよね…。
蝗龍「っ///(さっきからコレ無意識か)」