闇の中に咲くランの花 Ⅰ
桃真「じゃあ俺が入れって言ったら入ってこいよな。」
麻琴「わかった〜」
教室の前についた私たち。桃ちゃんは先に入り、私は廊下で待機となった。
ガラガラー
ガヤガヤ ガヤガヤ ガヤガヤ
うわぁっうるさい!ま、まぁ元気なのはいい事だね。……ただなんだろう…女子の声聞こえなくね?意外とおしとやかな子が多いのか?
桃真「よーしみんn「それまじで!?ギハハハ」
誰も桃ちゃんの話聞こうとしてないけど………舐められたもんだねぇ~!
でも……たぶんあとすこしで……
プチッ
アハッキレた。
桃真「バンッ!テメェーら担任の話しぐれぇ聞きやがれ!礼儀も知らねぇのかあ゙ぁん!?」
シーーーーーン
さすが元ヤン!殺気ハンパないね。しかも桃ちゃんってヤンキーの中でも上下関係にめんどくさい人って言われてる…てか聞いたことあるからなぁ。