闇の中に咲くランの花 Ⅰ

綾斗「死龍潰すぞ!ケガだけすんなよ」


愁「麻琴さん、いいですか?ここで大人しく待っていてくださいね?」


奏「そうそう!ここまで来ることはないから!心配しないでね!」


麻琴「……………うん」


私が返事をしたのを確認すると、みんなは屋上を出て行った

どれだけ強いのかな?全国NO.1の実力はあんまり知らないんだよね。

そんなことを思いながら柵の方に向かって歩き、グラウンドの方を見た。

ふぇ〜めっちゃいるじゃん。今日普通に平日なんだけどなぁ、よく集まったなぁ。

この学校、蝗龍の人達何人くらいいるんだろう?流石に全校生徒蝗龍なわけないから…。

そんなことを考えていると校舎の方から出てくる人たち。

……あれが蝗龍か。死龍に比べたら少ないなぁ…大丈夫なの?
















この時の麻琴はまだ知らない……彼らとこの後深く関わっていくことになるとは…



麻琴side end
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