闇の中に咲くランの花 Ⅰ
武器とか使ってる割には雑魚すぎんだろ。
死総「チッ、こんだけ人数いんのにダメかよ。まぁいいか、こっちには最終兵器があるんでね?」
高みの見物をしている相手の総長に近づいていくとそんなことを言っている声が聞こえた。
そして死龍の総長が取り出したもの、それは…
ガチャリ
拳銃?!愁が言ってた通りだ!
死総「今日でお前らも終わりだ…じゃあな、蝗龍」
そう言って死龍の総長は俺に向かって拳銃の銃口を向けた。
流石に銃を避けたことはねぇぞ?しかも俺が避けたら他の奴らに当たっちまう。どうする?
カチッ
?「やめてぇぇええええ!!!」
そんなことを考えていると女の声が聞こえてきた。
女の声ってことは…麻琴?
そう思って屋上を見上げてみると、何かが落ちてきているのが分かった。
綾斗「………は?」
何が起きたか理解が追いつかないが、落ちてきているもの、それは麻琴だった。
綾斗side end