闇の中に咲くランの花 Ⅰ
陸兎side


ブロロロロッ

大人しく教室で寝ていると、情報通り、死龍が蝗龍に抗争を仕掛けに来ていた。

蝗龍の実力は聞くことはあっても実際に見たことはこの学校に居ても無かったからな。


陸兎「ちょっくら見に行くかぁ」


授業中だが、クラスのみんなも何かなにかと窓の外を見ている。それをいいことに俺は教室を出て外に出た。


陸兎「この分じゃ楽勝か?」


武器を使っている相手にも怯まず突っ込んでいく。そしてそれを綺麗にかわし、倒していく。

学校を壊されそうなら参戦しろって涼さんに言われてたけど、参戦するまでもねぇな。言うて死龍なんて雑魚だし。龍殺してる時点で終わってんだろ?

そう思いながら眺めていた2チームの抗争。


死総「こっちには最終兵器があるんでね」


って、あれは拳銃!?ヤバイぞ…麻琴が拳銃なんて見たら…


麻琴「やめてぇぇええええ!!!」


麻琴!?


しかも上から!?何してんだよ!

春兎呼んで行くしかねぇか!麻琴、無事でいてくれ…


陸兎side end
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