闇の中に咲くランの花 Ⅰ



奏「僕、綾斗にだけは負けないから!」


綾斗「ハッ、言ってろ。」


いきなり綾斗の方を振り返ってそういった奏と挑発するような表情でそういう綾斗

………何の話?


麻琴「まぁ、ご飯食べよう?」


潤「せやせや!ワイもうお腹と背中がくっつきそうや!」


『ぐぅぅうう』とタイミングよくお腹を鳴らしお腹を抑える潤。そんなにお腹すいてたのか…足りるかな?


麻琴「じゃあ準備するね。奏、ごめんね?手伝わせて」


私の横で『何持ってく?』と言ってくれる奏。とてもいい子です。それに男の子とは思えないくらい可愛いので、怖くないです。


奏「ううん!僕が好きで手伝ってるだけだから気にしないでいいよ!」


麻「ありがとう。じゃあこれ運んでくれる?」


奏は『うん!』と言うとすぐに運んでくれた



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