闇の中に咲くランの花 Ⅰ


なんか以外だな…暴走族って不良だからサボるのが普通だと思ってた…


綾斗「行っとかねぇと後々、如先が怖ぇーしそれに麻琴ひとりで行かせるわけないだろ?」


へー桃ちゃんって怒ると怖いんだ…それに、私ひとりでも大丈夫なのにね。


麻琴「じゃあ行こ!」


そして私たちは教室に向かった



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麻琴「てか、もう1限目始まってない?」


結構早い時間に出てきたつもりだったんだけど、向かってる途中に誰かがスマホ忘れたって言って部屋に戻ったり、戸締り忘れたって言って戻ったり、お菓子忘れたって言って戻ったりして、こんな時間に…。

因みに上から楓、潤、奏です。


愁「始まってますね。」


いやいやいや、冷静に返さないでよ。出ても寝るからいいんだけどさ…。

そして見えてきた教室にみんなで入った


ガラガラ

?「ちょっと柊さん?私の授業に遅れるなんていい度胸してるじゃない?」


すると、何故か知らないおばさんが教卓に立っていて私の方を見て怒ってきた。凄い睨みもつけて…。

てかなんで私だけ!大体、なんでここにパンダがいるわけ!?もしかして動物園と間違えた?


先生「あら!それは、私がパンダみたいに可愛いってことね?」


あれ?そっちで解釈しちゃった系?馬鹿なの?

パンダみたいな白黒メイクで化粧が濃いってことなんだけど…やっぱり馬鹿には通じないんだね!


先生「なっ!先生を馬鹿呼ばわりするとは!調子に乗ったこと言ってんじゃないわよ!」


ありゃりゃ?思ってることなんでわかったのかな?



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