【完】好きだから【完】
「こんにちは!久しぶりっすね。」
「久しぶり。恭平っ!お前頑張ってるみたいじゃねーか。」
健吾先輩は恭くんが本当に好きみたい…
すごく嬉しそうに話しかけてる。
「まぁまぁ…すよ。」
「なに言ってんだよ!新人戦も準優勝で…前の大会も良かったんだろ?!さすがだなっ!」
「木崎先輩や市場先輩の教え方が良かったんすよ…健吾君もだけど…」
「お前…可愛いこと言うなぁーっ!よしっ!今日はしごきまくるぞっ!」
「本当っすか?だりぃ〜っ!」
なんて言いながら、すっごく嬉しそうな恭君。
本当に健吾先輩が好きなんだろうな…。
「生意気言うな!あと!瀬野も入れよ。市場は恭平とな。」
「俺もっすか!?」
「当たり前だろ!」
「俺一応、受験生なんで…」
「なに言ってんだよ!公募で受かったんだろ?」
市場先輩、大学受かってたんだ。