【完】好きだから【完】
「はぁ…はぁ…っ、わたし………つらくなんか…ないよ…」
「何がだよ!辛そうな顔してるだろ!木崎先輩がすきで仕方ないって!」
「っ、…きょ…くん、ありが……と。」
「俺ら友達だろ?」
恭くんはそう言ってニカッと笑った。
「うん。」
恭君は…前に進んでる…
だから…私も進まないと…
「ついたぞっ!」
「はぁ…はぁ…」
私と恭くんがついたのは…保健室なわけがなくて、校門。
「瑠璃、俺はあっちで見てるから…後は、」
「恭くん…ありがとう!私、頑張るねっ!」
「あぁ!」