【完】好きだから【完】
「私、最低なの…」
「瑠璃?大丈夫…?」
「陸くん…どうしよう…」
「瑠璃?」
「陸、ごめん。内柴さん…今、いいかな?」
「…………」
陸くんと話してると…割って入ってきた男の子。
陸くんの友達だ……
「………」
どうしよう…
「…今、ごめん。瑠璃、俺と話してるねん。」
「陸はいつも話せるからいいじゃん!」
「無理や、今、瑠璃は俺と話してんねんって言ってるやろ?」
「はぁー?!」
陸くん…
「大丈夫だよ、行こ…。陸くん…またあとでね。」
「ちょ、瑠璃!」
「ありがとう、内柴さん。友達がさ…内柴さんに一目惚れしたみたいで、そいつと友達になってほしくてさぁ。」
隣で話してる男の子…私、愛想笑い出来てる?