【完】好きだから【完】
二つの恋




それから時間なんて直ぐに経って…


ご飯を食べてから買い物をしてたらあっという間に帰る時間になってた。


「そろそろ帰る?」


「うん。今日は本当にありがとう!それに全部お金出して貰っちゃって…」


そぅ。お昼も映画も全部、恭君が払ってくれた。


彼女でもないのに…本当に悪いや。


「いいよ。そんなの…」


「…本当にありがとう。なにかお礼させて!欲しいものとかない?!」


「いいって。そんなの!」


でもーそんなの…
本当に申し訳なさすぎる。


「何でもいいから!言ってみて!」


「……じゃぁさ、家まで送らせて?」


「え?!」


そんなのお礼になってないし…また迷惑かけちゃう。


< 72 / 255 >

この作品をシェア

pagetop