【完】好きだから【完】



「…………」


あっ!!


忘れてた!


「瑠璃、落としたよ。」


そう言って、プレゼントの包みを拾い私に渡す。


「それ、恭君のものなのっ!!」


そういった私を恭君は不思議そうな顔をして見てくる。


「これ!クリスマスプレゼント…とゆうより、いつもお世話になってるお礼…」


朝に買った…ぬいぐるみ。気に入ってもらえるかな?


「開けていい?」


「うん!!」


そう言い包みを開ける恭君…ドキドキする…。


「……可愛いぬいぐるみじゃん。」


そうハニカミながら言う恭君…無理してないかな?
気遣ってないかな?



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