【完】好きだから【完】




……嘘。


体が動かない。


「瑠璃?」


私がその場を動かないから恭君が私に呼び掛ける。


「瑠璃!?」


「…………」


ショッピングセンターから駅までの道…


ほんの数メートルだけど、クリスマスだから綺麗なイルミネーションで飾られてる…


キラキラした道の中…


そこに、木崎先輩がいたんだ。



綺麗な女の人と一緒に…






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