潮風とともに


「瑠碧?お疲れ様。休憩?」


「うん。今休憩に入ったところ。波瑠は?ご飯食べたの?」


「食べ終わって、まだ時間があるから部屋に戻ってきた。」


「そっかーそんなことも出来るんだよね!いーなー」


寝転がりながら電話してるのかな、、、


今日も沖縄は暑いのかな。



朝の天気予報、いつも大阪しか見ないのに
今朝は沖縄もチェックした。


波瑠がいると思うと思わず見てしまう。



「さっきまで、打合せに入ってたからあっという間に午前が終わったよ。」


他愛もない話が愛しい。



「瑠碧が仕事している姿を一度見てみたいな。

なぁ、瑠碧。うちのホテル、今まで披露宴とかしてこなかったけど、そうゆうのが出来るようになれば、
瑠碧が働くことは可能だよね?」



っえ?

新しく作るってことなのかな。。。


「私はプランナーだから、披露宴会場と打合せのスペースがあれば仕事はできるよ?
新しく作るの?」


「弘人がそれを考えてる。美穂さんもプランナー目指していたんだろ?二人がいれば出来るだろうって。

他のチャペル持ってるレストランとかと提携したりすれば幅も広がるし。」
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