潮風とともに


「っつぅーーーーーー、、、、」


私はお腹に激しい痛みを感じて、お腹に手を当てて波瑠にもたれかかった。



「るあ??おいっ、瑠碧!どうした??どこかぶつけたのか!!!!っおい!!!!、」


殴られて倒れた拍子に机に思い切り腰をぶつけたからか、お腹がいたい。。。




あっ、赤ちゃん…………




私はあまりの痛さに意識を失った。








「……あ、……っあ、……るあ?」



「っん…………は、る?」



「瑠碧!!!!!瑠碧!よかったっ……」


ここは……病院???、



波瑠が涙を流しながら私の手を握ってくれているのに気がついた。


「はる……なかないで……」


私は波瑠の頬に手を伸ばして次々に流れてくる涙を親指でぬぐう。



「っ、全然目を覚まさないからっ、瑠碧っ、よかった。。。」



「っあ!波瑠っっ!!!」

私はおもわずお腹に手を当てた。




「あぁ、赤ちゃん……」


波瑠が苦痛な表情をした





…………赤ちゃん。ダメだったの……???



「瑠碧、ごめんっ。。。赤ちゃん……ダメだった」


っっっっっ!!!!!


私は息を飲んだ。


「そっか……赤ちゃん守れなかった……
っ、赤ちゃんごめんね…………ううぅっっ。。。

うぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
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