潮風とともに
「ラブラブなのは分かったから。
終わったならいこう。
もうほんと、こんなにデレデレした波瑠なんて初めてみるから扱いにくい。」
そう弘人さんはブツブツいいながら歩きだした。
「うるせーよ。弘人だって美穂さんにデレデレだろ。」
「っな!うるせー。。。」
弘人さんは照れたのか頭を掻きながら先をいった。
私と美穂は嬉しくなって、顔を見合わせた。
私たち、南の島で幸せを見つけたかもしれないね。
この幸せがずっと続けばいいのに……。