意地悪上司は王子様…?

その瞬間私の顔は火が出ないかというほどに真っ赤になってしまっただろう

こんな異国の王子様みたいな人に面接受かってやるんだからぁ!なんてそんなこっぱずかしいこと聞かれてたなんて‥

わたし朝からなにやってんのよぉ
やっぱ今日は太陽の嫌がらせだった
そんなことを思いながら恥ずかしさで泣きそうになるわたしに

この異国の王子はとどめを刺してきた

「あと‥あんたいまから面接行くんでしょ?その髪でいったら絶対落ちると思うよ、身だしなみぐらいちゃんとしなよ。俺が面接官だったら100%あんたみたいなの取らないわ」

ガーン

頭を叩き割られる感覚とはこのことを言うのだろう

そんな彼の言葉に鏡を取り出し髪型をチェックすると‥たしかに酷い
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