意地悪上司は王子様…?

今だけは太陽と雨に嫌がらせされても金髪異国の王子様に軽蔑されたことも赤ちゃんに泣かれたことも全部いったんリセットだ。

"ひゅーん"

オーラだけで圧倒されそうなその建物に一歩あしをふみいれる

「うわぁ、ひろーい」

すーっと自動ドアが開くとそこはまるで外とは別世界。

今日は雨だというのに床は綺麗にふかれていてまったく濡れていない。
ロビーは見たことないほどに広くて、しかも置かれている家具の位置も完璧だ

(これはなかなかやる社長ね、)

そんなことを思いながら受付で手続きを済ませるとさっそく現れた顔もルックスも満点近いお姉さんに連れられて面接会場へときてしまった
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