意地悪上司は王子様…?
そう、ついに来てしまった‥
やっぱりさっきまでの想像していたものとは全然違い面接は本当に慣れない
どんなけイメージトレーニングをしても本番のこのプレッシャーには耐えれないんだ
待合室らしきところの椅子に腰掛けながら自分の番が来るのをまつ
その間にもちろん緊張はピークに近づき、今にいたっては手汗でハンカチがびっしょりぬれるほどだ
ガチャ
重々しいドアの音が聞こえたということは、一個前の人が終わったことを知らせる合図。
つまり私の戦いのコングがなったのだ
「ふぅー」
いちどおおきく深呼吸をして呼吸を整え、声が裏返らないように小さくあいうえおと囁くと