ホスト恋




行先も決めずに歩いていたら、突然目の前に現れたスーツを着た男性が立っていた。






『は?驚かせないでよ』



って、心の中で呟いて…スーツ男の横を通りすぎた瞬間、再び目の前に現れる。






「あの、お酒好きですか?」

『は?』

「どうですか?」

『やめてください』






いわゆるキャッチ。





こういうのには乗らない主義。



だったのに…

「今日くらいは」っていつの間にかお店に向かっていた。






< 10 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop