ホスト恋
次の日からはいつも通りの生活。
蓮は仕事。
私は怠け者になった。
蓮がいない時間は寂しすぎて、気持ちを紛らわしてくれる大学が早く始まってほしいと思っていた。
けど、現実は残酷なもの。
一緒に暮らしてるのにも関わらず、蓮とはすれ違いの生活だった。
私は早くて7時、
遅くて8時過ぎには家を出てしまう。
でも、その時間は蓮は爆睡中。
蓮もそうだけど…私も寝顔しか見られなかった。
だからと言って、
「待ってて」っては言えない。
口が滑っても言えなかった。
だって…蓮も真夜中に疲れて帰ってきているのを誰よりも知っているつもりだから、、