ホスト恋
出されたお酒を飲んでいたら、自分で歯止めが利かなくなってしまった。
こうなるから嫌。
私はいつの間にかリュウの肩に顔を埋めた。
リュウは、何も躊躇う事はない。
もしかしたら慣れているのかもしれない。
私の肩に手を回してきた。
そこにやってきた若そうなスーツ男。
そして、言いたくなさそうにリュウに伝える。
「リュウさん、御指名入りました。こちらです。よろしくお願いします。」
「今行く」
『どきょに行くのぉ?』
「すぐ戻ってくるから待ってて」
『はぁい!!』
正直、
この先…記憶がない。