ホスト恋
『おばあに娘はいません』
私は医師の目を見て言った。
「え?」
と、医師は驚いた顔で私の顔を見る。
『帰って』
「こうなるまでに貴方は電話にも出ず、男と遊んでいたんでしょ?だから、貴方のせいで私のところに連絡が来たのよ」
『ごめんなさい。貴方が満足するまで謝るので早く帰ってもらっていいですか?』
「冷たい人ね。」
『誰が?あんたにだけは言われたくない。』
「この人に育てて貰ったかいがあるね」