俺と彼奴らと死神と・・・?〜ほぼ脱出不可能な建物〜
此処からは二手に分かれて
宿屋の中を探索する事になった
雪姫にはマグナムもあるから
大丈夫だろう
それに人の気配もねぇから
襲われる事もなさそうだ
俺はそんな事を頭の片隅で考えていた
まずは銃の弾だな
その次にナイフとか...
武器になりそうな物
後は食料と水の確保だな
宿屋だし、飲み物ぐらいはあるだろ
後は・・あ、そうだ
スマホの充電器も探さなきゃなんねぇな
スマホも何処かで必要になりそうだしよ
ライトとかに使うかもしんねぇし
まぁ、懐中電灯見つけたらいいんだけどな
他にはケータイ食とかだな
俺も雪姫もスマホとポケットティッシュ、
ハンカチしか持ってねぇからな

それから、探索をしていたら
所々、鍵がいる場所があった
・・・・・ホラゲーかよ!!!
リアルホラゲーかよ!!!
っと何度も思った
ゲーマーの俺にとっちゃ
慣れたことだがな
───────カタンッ・・・

後ろの方で物音がした
咄嗟にそこで立ち止まり
後ろを振り向いた
「コッコッ」っと
ゆっくりと近付いてくる足音
俺は少し身構えて
相手の姿が見えるのを待つ
そしたら、
「あら!忍ちゃん!」
「・・・雪姫か...」
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