元姫の秘密
「ここに来たのはな母さんがお前に会いたいから連れてきてくれって言われてたんだよ。
やっべぇー、すっかり忘れてた」
理希って大事なことよく忘れるよね
ってかそれよりも…
「お母様が…?なんのようだろうね?」
「あぁ、あれらしいぞ。婚約発表の打ち合わせとウェディングドレスの試着」
あぁ、そう言えばまだだったっけ?
そこで会話に入ってきたのは夏歩で
「え!もう婚約発表するの?早いね!杏奈おめでとう!相手が理希ってのが癪だけど…」
「あ?お前何言ってんだよ。」
「聞こえなかった?理希ご相手なのは癪だって言ってんのよ。だいたい杏奈があのまま兄様と付き合っていれば杏奈とは兄弟になれたのに…」
それは禁句だと思うなぁ
どうか私には火の粉が飛んできませんように…
そんな願いも虚しく…
「あ?杏奈お前まだアイツときれてなかったのかよ?」
はぁ
「そんなわけないでしょ?だいたいあなたと同棲してるんだからきれてなかったらあなた気づいてるでしょ?毎日毎日人の携帯いじってるくせにそんなの今まで気づかなかったんでしょ?ならありえないんじゃないかしら?」
「…あ。」
あ。って今気づいたのね
「それに杏奈この女のお姉ちゃんになるんでしょ?可愛そうだわ。こんな子と身内になるなんて…」
この言葉にはみんな賛同を示していた
黒蝶はきれたけど
「さっきから黙って聞いてればお前らいい加減にしろよ!!!!」
そこからは夏歩と黒蝶の言い合い
その頃理希といえば
なぜか神妙な顔をしてなにかを考えていた
やっと顔を上げたかと思えば
「夏歩、その心配入らねぇぜ?俺とこいつはとっくに縁切ってる。こいつと母さんもな。優愛」
?なんで優愛?
「なに?」
「あいつらここに呼べるか?転校するように言ってくれないか?」
「海都達にってこと?良いけど、何で?」
「バカか、こんなところに杏奈を置いておけるわけないだろ。あいつらなら黒蝶よりも上だしちょうどいいだろ」
確かに風龍は黒蝶よりも上だけど…
やっべぇー、すっかり忘れてた」
理希って大事なことよく忘れるよね
ってかそれよりも…
「お母様が…?なんのようだろうね?」
「あぁ、あれらしいぞ。婚約発表の打ち合わせとウェディングドレスの試着」
あぁ、そう言えばまだだったっけ?
そこで会話に入ってきたのは夏歩で
「え!もう婚約発表するの?早いね!杏奈おめでとう!相手が理希ってのが癪だけど…」
「あ?お前何言ってんだよ。」
「聞こえなかった?理希ご相手なのは癪だって言ってんのよ。だいたい杏奈があのまま兄様と付き合っていれば杏奈とは兄弟になれたのに…」
それは禁句だと思うなぁ
どうか私には火の粉が飛んできませんように…
そんな願いも虚しく…
「あ?杏奈お前まだアイツときれてなかったのかよ?」
はぁ
「そんなわけないでしょ?だいたいあなたと同棲してるんだからきれてなかったらあなた気づいてるでしょ?毎日毎日人の携帯いじってるくせにそんなの今まで気づかなかったんでしょ?ならありえないんじゃないかしら?」
「…あ。」
あ。って今気づいたのね
「それに杏奈この女のお姉ちゃんになるんでしょ?可愛そうだわ。こんな子と身内になるなんて…」
この言葉にはみんな賛同を示していた
黒蝶はきれたけど
「さっきから黙って聞いてればお前らいい加減にしろよ!!!!」
そこからは夏歩と黒蝶の言い合い
その頃理希といえば
なぜか神妙な顔をしてなにかを考えていた
やっと顔を上げたかと思えば
「夏歩、その心配入らねぇぜ?俺とこいつはとっくに縁切ってる。こいつと母さんもな。優愛」
?なんで優愛?
「なに?」
「あいつらここに呼べるか?転校するように言ってくれないか?」
「海都達にってこと?良いけど、何で?」
「バカか、こんなところに杏奈を置いておけるわけないだろ。あいつらなら黒蝶よりも上だしちょうどいいだろ」
確かに風龍は黒蝶よりも上だけど…