非現実が現実に
現実. 2
男嫌いっていうわけじゃないんだけど、
あの中学の告白のあと、フラれて
少し異性と喋るのが苦手になった、
あたしは、久々に腕をつかまれて
少し怖い。
足がすこし震えるけど、
雪弥くんだから、
そんな怖がるようなことはしないって
思ってる。
さっきから、ずっと見つめあったまんま…
なんだけど。
「な、なんですか…?」
ハッと気づいたかのように
雪弥くんが、
「俺…」
なにか、しゃべりだした。
壁ドンっていう状況が少し、慣れない。
「俺、牧村由香さんのことが好きです!」
「付き合って、くれませんか…?」
え?
えぇぇぇ??
あの、雪弥くんが?
あの一河雪弥くんだよ?
「じ、冗談ですよね…?」
少し戸惑いながらも苦笑いで聞いた。
「入学式のときから、まじなんだけど?」
急にしゃべり方が変わった。
まじ…
俺…
雪弥くん?
いつも、女子に対して敬語の雪弥くんだから
ものすごくびっくりする。
でも、あたしは
付き合うことがこわい。
やっぱり、あの告白がトラウマで。
中学校のころ…の。
あの中学の告白のあと、フラれて
少し異性と喋るのが苦手になった、
あたしは、久々に腕をつかまれて
少し怖い。
足がすこし震えるけど、
雪弥くんだから、
そんな怖がるようなことはしないって
思ってる。
さっきから、ずっと見つめあったまんま…
なんだけど。
「な、なんですか…?」
ハッと気づいたかのように
雪弥くんが、
「俺…」
なにか、しゃべりだした。
壁ドンっていう状況が少し、慣れない。
「俺、牧村由香さんのことが好きです!」
「付き合って、くれませんか…?」
え?
えぇぇぇ??
あの、雪弥くんが?
あの一河雪弥くんだよ?
「じ、冗談ですよね…?」
少し戸惑いながらも苦笑いで聞いた。
「入学式のときから、まじなんだけど?」
急にしゃべり方が変わった。
まじ…
俺…
雪弥くん?
いつも、女子に対して敬語の雪弥くんだから
ものすごくびっくりする。
でも、あたしは
付き合うことがこわい。
やっぱり、あの告白がトラウマで。
中学校のころ…の。