非現実が現実に
由香「お、お邪魔しますっ!」

優人「そんな緊張しなくていいよ。笑」

雪弥「お前っ…
お前の家じゃねぇだろ!」

優人「ごめんごめん。笑」


そろりそろりと歩く。

すごーいっ
リビングひろーい!

こんなマンションに住めるって、
雪弥お金持だね〜

「あ、俺の部屋来る?」

「い、いいの?」

「おう。そのために…
まあ掃除とかしてたし。笑」

「じゃあ見るっ」

「ついて来いよ」

雪弥くんの家は広くて、たくさんの部屋があったから
リビングに戻る道さえもわからなくなった。

「ここ。」

「失礼します」

「ははっ、敬語…」

「ご、ごめん…」

「謝ることじゃないけど、
緊張してんのかな、って。」

「う、うん…
少し。笑」

「そっか。
楽にしろよ?」

「うん」

なんか、男子の部屋って漫画だらけで
汚いイメージがあったんだけど…

雪弥の部屋は、漫画というかは小説が
多くて…

ものすごくきれいにしてる。

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