△チョコパイ
勇人とはすごく気が合う。
食事中も話題がなくならなくて、 ずーっと
話してる。
久しぶりにこんなに楽しくしゃべったな、
っておもう。
食事が終わったら勇人と中庭じゃなくて、
すこし病院の周りを散歩した。
「気持ちいいね」
「うん、外と中は空気がちがうな」
「勇人…」
「ん?」
「抗がん剤治療、痛くない?」
「まだ始めたばっかだからわかんないよ」
「そっか。」
「もし!抗がん剤治療が辛かったら
いくらでもあたしに言ってね?」
「辛いこと、いーっぱい聞いたげるよ」
「ありがとな、」
「えへへ〜」
「入院してからさ、楽しいことなんて
全然なかったけど昨日万理華がしゃべりかけてきてくれて初めて楽しいって思えたよ。」
「ほんとありがとな」
「褒めすぎだよ〜
照れちゃう照れちゃう、笑」
「本当の事言っただけだよ」
「そっか、笑」
そのとき、自転車があたしたちの前で止まった。
食事中も話題がなくならなくて、 ずーっと
話してる。
久しぶりにこんなに楽しくしゃべったな、
っておもう。
食事が終わったら勇人と中庭じゃなくて、
すこし病院の周りを散歩した。
「気持ちいいね」
「うん、外と中は空気がちがうな」
「勇人…」
「ん?」
「抗がん剤治療、痛くない?」
「まだ始めたばっかだからわかんないよ」
「そっか。」
「もし!抗がん剤治療が辛かったら
いくらでもあたしに言ってね?」
「辛いこと、いーっぱい聞いたげるよ」
「ありがとな、」
「えへへ〜」
「入院してからさ、楽しいことなんて
全然なかったけど昨日万理華がしゃべりかけてきてくれて初めて楽しいって思えたよ。」
「ほんとありがとな」
「褒めすぎだよ〜
照れちゃう照れちゃう、笑」
「本当の事言っただけだよ」
「そっか、笑」
そのとき、自転車があたしたちの前で止まった。