舞い散る桃蝶
そう言うと、少しだけ微笑んでくれた
柚姫はどことなく…桜姫さんに似ていた。
いや、この場合は姉である柚月さんか…
見たことはないけど…こんな人かなって
考えが柚姫を見ていて伝わる…
「よく、ここまで来たな」
柚「…はいっ(ニコ」
これからは俺が守っていこう…
自分の子孫とかそんなのはどうでもいい
ただ、柚姫を守りたい…
もう、傷をつけたくないと思う…
ー翌日ー
目を開けるとそこに柚姫の姿はなく
俺は急いで起き上がり、
襖を開けると、そこには桜を見て
笑っている柚姫のの姿があった。
柚「あっ佐之介様!この桜とても綺麗です!」
そういいながら桜を自分の手に乗せながら
微笑んでいる柚姫から…
目を離せなかった…
「佐之って呼べって昨日言っただろ
堅苦しいの苦手なんだ」
柚「あ…さ、佐之」
「おう!」