堕天使と呼ばれる女
「世の中、そんなに甘くないわ!
何度も言うように、協力する義理は無い!!
そもそも、私ひとりを協力者に引き込んだからといって、簡単に潰せる程、earthは軟弱な組織じゃないわ!」
「わかってる…
わかってるけど…
これ以上、組織の犠牲になる子どもは、出したくない。
能力だって、もっと他の使い方が出来る筈だ!!」
「殺傷能力として使わせない為に、組織が存在しているとも言えるわ。
良くも悪くも、全体に対してコントロールを効かせられる組織があるというのは、意味があるのよ。」
「でも、悪用する事だって出来るじゃないか!?」
「だから、こういう論議自体が意味ないのよ!
対抗出来る力や組織があって、そこに属する人間が論議しているなら、まだ話は別だけどね。」
「個人でだって、出来る事はあるさ…」
「私は、そんな夢物語に付き合うつもりは無い。」
「でも、今、earthは能力を悪用しようとしているんだ!
組織内部を、より体系化し、色んな所へ能力者を配置し始めている事くらい、聖羅も知っているだろう?」
「確かに、そういう動きがある事は知ってる…
でも、それだけですぐ悪用とは言えないでしょう?」
「1つの噂がある…
その真偽を確認するまでだけでも、協力してもらえないだろうか?
その後の判断は、聖羅が自由にすればいい…」
何度も言うように、協力する義理は無い!!
そもそも、私ひとりを協力者に引き込んだからといって、簡単に潰せる程、earthは軟弱な組織じゃないわ!」
「わかってる…
わかってるけど…
これ以上、組織の犠牲になる子どもは、出したくない。
能力だって、もっと他の使い方が出来る筈だ!!」
「殺傷能力として使わせない為に、組織が存在しているとも言えるわ。
良くも悪くも、全体に対してコントロールを効かせられる組織があるというのは、意味があるのよ。」
「でも、悪用する事だって出来るじゃないか!?」
「だから、こういう論議自体が意味ないのよ!
対抗出来る力や組織があって、そこに属する人間が論議しているなら、まだ話は別だけどね。」
「個人でだって、出来る事はあるさ…」
「私は、そんな夢物語に付き合うつもりは無い。」
「でも、今、earthは能力を悪用しようとしているんだ!
組織内部を、より体系化し、色んな所へ能力者を配置し始めている事くらい、聖羅も知っているだろう?」
「確かに、そういう動きがある事は知ってる…
でも、それだけですぐ悪用とは言えないでしょう?」
「1つの噂がある…
その真偽を確認するまでだけでも、協力してもらえないだろうか?
その後の判断は、聖羅が自由にすればいい…」