淫魔の恋のその行方
セックスは夫となる人物としかしない、そう決めていた彼女のきらきらと輝く純粋な瞳に射抜かれ、俺の心臓は跳ね上がった。


汚れきった自分に対して、まっさらな彼女。


俺はそんな彼女に一気に惹き付けられた。


それは、紛れもなく――恋。



以来、俺は彼女のもとに通いつめるようになった。

ある時は指輪を、ある時は花束をプレゼントした。


そして彼女はそれらを全て喜んで受け取ってくれた。


「淫魔さん、大好きよ」
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