渡せなかったラブレター
お父さんが好き
お母さんが好き
それとは違う好きだとか
深くは考えてなかった
と
そう思う
章弘もあたしも
二人でいる時は
それなりに楽しかった
けど
単独行動になれば
たちまち
同級生とは沿わなかった
友達と呼べる子は
お互いいなかったし
付き合い方が
どうも分からなかった
怖い
そう言われては
距離を置かれ
近寄ってくる子なんて
誰もいなかった
寂しい素振りはしなかったけど
寂しくないわけではなかった
お互い家族は
共働きで
兄弟はいたけれど
甘えることが
うまくできないところも
よく似ていた
二人が一緒にいたのは
お互い足りない
ココロの隙間を
知らず知らずに
埋めあっていたのかもしれない
今はそう思えてならない
気持ちを補い合って
寂しさを埋めあって
いつの間にか
あたしは
章弘を必要としてた
だけど
それだけじゃない
あったかいものを
ちゃんと感じてた
あれは確かに
あたしの
初恋
お母さんが好き
それとは違う好きだとか
深くは考えてなかった
と
そう思う
章弘もあたしも
二人でいる時は
それなりに楽しかった
けど
単独行動になれば
たちまち
同級生とは沿わなかった
友達と呼べる子は
お互いいなかったし
付き合い方が
どうも分からなかった
怖い
そう言われては
距離を置かれ
近寄ってくる子なんて
誰もいなかった
寂しい素振りはしなかったけど
寂しくないわけではなかった
お互い家族は
共働きで
兄弟はいたけれど
甘えることが
うまくできないところも
よく似ていた
二人が一緒にいたのは
お互い足りない
ココロの隙間を
知らず知らずに
埋めあっていたのかもしれない
今はそう思えてならない
気持ちを補い合って
寂しさを埋めあって
いつの間にか
あたしは
章弘を必要としてた
だけど
それだけじゃない
あったかいものを
ちゃんと感じてた
あれは確かに
あたしの
初恋