渡せなかったラブレター
あたしの初恋は、

ずっと永遠に終わらない。

片思いだったのか、

両思いだったのかは、

章弘とあたしの秘密。

ずっとずっと、

このままが続いていくよ。





今もまだ、

思い出すと胸の奥がきゅってなる。

切ないような悲しいような、

甘い痛みがよみがえる。

だけど、

忘れたりしないよ。

あたしにしか見せなかった、

はにかんだ笑顔も、

不器用な優しさも、

想ってくれた行動すべてを、

あたしは絶対忘れない。

章弘のすべては、

いつまでも、

この胸の中に。




大好きだった章弘。

どうか、

どうか、

生まれ変わったらまた、

会えますように。




出会ってくれて、

ありがとう。







P.S

来年、結婚することになりました。
彼の名前は彰浩。
章弘とおんなじ名前のアキヒロ。

人生で最初に好きになった人と、
最後に好きになった人が、
おんなじ名前だなんて、
きっと、
何かの縁だよね…。






< 65 / 65 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

RAIN
37/著

総文字数/526

恋愛(純愛)3ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop