最後の時間を貴方に
蓮琉斗 「無茶なことを言ってるのは分かる。」

少しずつ、また口を開けて私に話してくる。

(じゃあ、諦めて。)


私は、睨んでどっか行けっと目で訴えた。


蓮琉斗 「…………………」


怒りがついに、爆発した…。


「いい加減に…!」「友達になって!!…」


また、私に無茶なことを言った。
しかも、怒ろうとした瞬間に。

でも。


(友達…。) (友達…。) (友達…。)


(何年ぶりだろうね。こんな事を言われたのは)



嬉しい




私は、つい笑顔と涙をこぼしてしまった。



蓮琉斗 「やっと笑ったね…初めて見た」


私が笑った所をみた瞬間、笑顔で返した。



(なんでだろう。この人は…私を変えてしまう。)



笑ったり、泣いたり、話したりするのは
ここ数年なかったのに。






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